歯止め (ダイジェスト版)
2009発表
Down Load FREE
この曲は、ひめしゃら塾舞踏公演「千羽織り」のために作曲された楽曲の中の一曲です。
この舞踏公演は、1970年代の日本で演劇化が大流行したという日本の民話「夕鶴」を基に作られていました。
この楽曲は、1970年代に日本で大流行したメランコリックなフォークソングと、2000年代に世界で大流行したfolktronicaを対比させることをテーマとして、作曲をはじめました。
大抵のプロフェッショナルなミュージシャンは、自身の普段の様式と違う曲をうまく作れたときに、喜びます。
この曲を作った際にも、私は深い達成感を感じました。
そして、舞踏公演も概ね成功しました。
しかし、私はこの曲をWebで発表することをためらいました。
自分の様式と違う曲を発表する。
そのとき、人々は感心するのか?混乱するのか?落胆するのか?
私は、私の様式の曲をより多くアップロードしたほうがよいのではないか?
私はかなり考え、そしてついには考えるのをやめました。
私は、この“私らしくない曲”を公開する衝動を感じます。この曲は、私、あるいは、こう言ってよければ私たちを、どこかに連れて行ってくれるような気がするのです。それが公開する理由です。
英題について。
「歯止め」(Hadome)は、直訳するなら「ブレーキ」か「リミット」だと思います。
しかし、日本語特有の(あるいは舟沢特有の詩的な)省略があります。
私はHadomeについて、意訳すると「Brakeless」或いは「Unlimited」になると思います。
Last.fmなどの外部に置いてあるものよりも、ここにおいてあるデータは、ややサイズが大きく、やや高音質です。
また、編集されたダイジェスト版であること、ご了承下さい。
ダウンロード・フリーですが、著作権は放棄しません。
二次使用にはくれぐれもお気をつけ下さい。
「歯止め(ダイジェスト)」 mp3
(C) Mushio FUNAZAWA 2009
2009,11/28、初版upload